税理士法人ともに×法人会計部:後方から組織を支える法人会計部の立役者Y.Tさん | ともにスタッフインタビュー2025【1】

税理士法人ともには相続に強い事務所で、採用HPにもその特色を強く打ち出しています。しかし近年「法人会計部」の案件が増え、その組織体制が拡大中です。
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法人会計部で勤務するスタッフのほとんどは、相続を志望して入社し、相続部門で実績を積んだ後に配属変更となりました。
そのメンバー構成は正社員・パート・大学生と多様です。立場は様々ながら、それぞれが協力しあって業務を進めており、新たな環境と業務の中にやりがいを見つけているそうです。
このメンバーの中から、この記事でご紹介するのは入社3年目の女性スタッフ・Y.Tさんです。サポート役を得意とし、後方からチームを支えることで、自身の力を発揮しています。
入社理由は相続に興味があったから
― Y.Tさん、よろしくお願いします。
まずはこれまでのご経歴と入社の経緯を教えてください。
Y.T:はい、私は新卒で信託銀行に入社し、そこで預金の相続手続きをすることもありました。その時に経験した相続の手続きが好きでしたし、興味も持っていたんですよね。それで改めてパートの仕事を探すときに「相続もいいな。相続税の仕事できたらいいな。」と思い、入社した次第です。
実はともにに入社する前に、別の税理士事務所で務めた経験もあります。そこでは主に仕訳入力を担当していて、その経験が次につながるとは思っていませんでした。

ーーなるほどです。入社時期はいつ頃ですか?
Y.T:2023年6月の入社です。入社当時は週3日勤務で、扶養控除の範囲内で働いていました。
法人会計部移動後に自ら扶養控除をはずした
ーーということは、今は違うのですか?
Y.T:はい。その後法人会計部に異動しまして、業務内容も変わり、「もっとしっかり働きたい」と思い始めたんです。それで扶養控除の範囲内に勤務時間を収めるのをやめて、週5日しっかり勤務するよう切り替えました。

― そうだったのですね。働き方や総労働時間まで変えられたとは、大きな変化ですね。その決断に至った経緯をお聞きしたいです。法人会計部に異動後は、どのような業務を担当されているのですか?
法人会計部での具体的な業務内容
Y.T:法人会計部では、ご依頼いただいたクライアントさんごとに、日々の経理記帳から決算期の収支まとめ、そして税務申告まで一連の流れを担当しています。
具体的には、
・領収書や請求書を整理する
・整理した領収書/請求書を会計ソフトに入力する
・月次試算表を作成する
といったことをしています。
決算期には、仕訳の整理から決算書作成、法人税や消費税などの申告書の提出まで、一貫して実行します。

ーー忙しい時期はありますか?
Y.T:決算のタイミングは企業ごとに異なります。ある会社は12月決算、別の会社は3月決算といった具合にバラバラです。
そのため、法人会計部では一年を通じて常に複数の決算対応が走っており、「特定の時期だけが忙しい」ということはありません。常に案件を抱えているような状況です。
ーーなるほど。他にも法人会計部ならではの仕事の進め方の特徴はありますか?
Y.T:法人会計業務は単なる入力作業にとどまらないです。期限を守りながら法改正や経営状況に応じて、柔軟に対応する力も必要になります。案件数が多いため、いつも「繁忙期」のような感覚ですが、その分、やり切ったときの達成感は大きくそれがやりがいにつながっています。
ーー忙しい中にもやりがいを感じられる、充実したお仕事なんですね。
法人会計部の雰囲気
ーー次に、法人会計部の規模感や雰囲気について教えていただけますか?
Y.T:入社当初は社員3人とパート3人の少人数チームでした。でも今は大学生スタッフも加わり、人数が倍になりました。

ーーでは12名のチームに?
Y.T:はい。スタッフの年齢や性別、立場はさまざまですが、協力しあう雰囲気があります。誰かが困っていると自然にフォローが入り、相談もしやすい和やかな環境です。
法人会計部で求められる資質
― 法人会計部で求められる資質はどんなものでしょうか?
Y.T:「先回り力」「想像力」「おもてなし力」でしょうか。上司からのざっくりとした指示を読み解いて、成果物を作るため必要な材料を想像し、過不足なく準備すると喜ばれます(笑)。法人会計部での勤務には、向き・不向きがあるかもしれません。
私は人をサポートすることや整理することが好きなのですが、そういった特性は、法人会計部での仕事に向いていたなあと感じます。

ーー部門内での、ご自身の役割の変化についても教えてください。
Y.T:就任直後は、細かい事務作業を「着実に処理していく」ことを意識していました。「担当者」「作業者」として、ミスなく案件を進めていく…そういった意識で働いていたと思います。
現在は、新人やまだ経験の浅いスタッフへ、指導したりアドバイスを行う場面が増えています。
ーープレイヤーからアドバイザーに立場が変わったのですね。Y.T:そうですね。これまでに経験してきたことを新しい方に伝えて、チーム全体の力を底上げしていく。そうした後方支援のポジションは、サポート好きの私にとって大きなやりがいを感じられる仕事です。
法人会計部の魅力
― 相続の仕事に携わることをイメージして、税理士法人ともにの求人に応募される方が多いと思いますが、そういった方に法人会計部の魅力を伝えるとしたら、どのようなものになるでしょうか?
Y.T:そうですね。相続部門では、「提出する成果物(相続税申告の書類一式)を一人で最後まで完結させる力」が求められます。

一方、法人会計部では「チームで案件を回していく力」が、何より大切です。案件数が多くて日々忙しいのですが、その分やりがいも大きいです。さらに工夫次第で業務フローを改善できる余地があるので、何かと挑戦のしがいがあります。そこに面白さを感じています。
応募を考えている方へ
― 最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。
Y.T:税理士法人ともにの法人会計部は、サポートや整理、相手の意図を想像して先回りして行動することが得意な方には、とても向いている仕事だと思います。
幅広い経験が積めて、やりがいを感じながら成長していける環境です。この記事を読んで、少しでもここで働くことに興味を持っていただけたら嬉しいです。


