税理士法人ともに×法人会計部:挫折の後に見つけたやりがいと将来展望 T.Oさん | ともにスタッフインタビュー2025【2】

相続に強い税理士法人ともには、法人会計でも急成長中です。新たに加わるメンバーと一緒に、新しい未来を築きたいと考えています。
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この記事では、相続業務を出発点に、税務申告業務のキャリアを歩んできたT.Oさんの実体験を通じて、法人会計部で得られるやりがいや成長、そして日々の仕事のリアルをお伝えします。
会計志望からのスタートではなかった
ーーまずは、入社のきっかけを教えてください。
T.O:2023年にアルバイトとして、ともにへ入社しました。入社時は公認会計士試験の受験生でした。ところが結果として、受験できなかったんです。理由は受験料を納め忘れてしまったから。
ーーえ!
T.O:そんな顛末から「もういいかな」と思い、会計士の道は一度断念しました。それが2024年の夏〜秋くらいのことなのですが、「この後どうしようかな…」と悩んでいたところ「正社員になりませんか?」というお話をいただきまして。

ーーアルバイトから正社員化の打診をされたのですね。
T.O:はい。そのお申し出を承諾することにしまして、2024年の11月に正社員になりました。
ーー正社員となってから、法人会計部門に配属されたのですか?
T.O:そうですね、正社員になる時点で「法人会計部門で」というお話ではあったのですが、実際は正社員になる前もなった後も相続関連の税務を担当していました。
代表社員税理士入江:T.Oさんが優秀だったので、各部門で引っ張りだこだったんですよ。また、彼は責任感が強いのでお願いされると引き受けてしまう。

ーーそうだったのですね。
T.O:正社員転換後2ヶ月くらいたった、翌年の2025年1月に本格的に法人会計部の業務を始めたという経緯になります。ただその後も確定申告の繁忙期がありましたので、本格的に法人会計業務をスタートしたのは、4月に入ってからです。
法人会計部での仕事──M&A先の業務統合を一手に担う
ーー法人会計部の社員として、現在はどんな仕事をされているのですか?
T.O:2025年6月から、来年統合予定の茨城県の税理士事務所の業務を引き継いでいます。週に2〜3日は茨城へ出張し、現地の業務を回しながら、自社(税理士法人ともに)のノウハウや仕組みを落とし込んでいます。少人数で回しているので責任は大きいですが、その分やりがいも感じる日々です。
ーーどんな点にやりがいを感じますか?
T.O:「責任を全部自分一人で負える」こと、そのものです。
課題は多いです。
・従来からのお客様対応の一貫性を保つ
・サービスの品質を維持する
・品質を落とさずに組織文化や業務フローを統合する
このように、クリアすべきテーマは多いですが、自分の工夫で成果物をまとめ上げていけるのが面白いです。

多様な業務を経験したからこそ得られた視野の広さ
ーーT.Oさんは、法人会計部異動前にも幅広い業務を経験されてきたそうですね。
T.O:相続部門にいた頃は、
・相続税申告業務の営業資料作成
・相続資産税関連書類の作成
・完成した書類の品質管理(最終チェック)
など、相続税部門のスタートから終わりまで一連の流れの全てに関わっていました。

ーー営業→受注→書類作成→納品まで、すべての工程を理解している必要がありますね。
T.O:はい。そうとも言えますね。他にも、資産税コンサルティング資料の作成も担当していました。
法人会計部ならではの魅力ポイント
ーー法人会計部で働く魅力を教えてください。
T.O:まずは「企業の経営に関われる」ことです。相続業務では個人の人生に寄り添う仕事が中心ですが、法人会計部では会社の未来を支えることができます。
ーー他に魅力を感じる点はありますか?
T.O:裁量が広くて、実行したことの成果が自分に返ってくることです。プロジェクトの全体を任されるので、責任もありますが、その分達成感も大きいです。

挑戦と安心を両立できる環境と働き方
ーー今の働き方の面で、良いと感じる点はありますか?
T.O:業務内容や個人の力量、個別事情にもよりますが、フレックスタイム制も選択できるのは助かりますね。例えば、9時から勤務開始して7〜8時間働く日もあれば、13時から始めて5〜6時間働く日もあります。このように1日の就業時間や勤務開始時間を、自分の生活リズムや案件に合わせて柔軟に調整できるのは、「働きやすさ」という点でとても助かっています。
キャリア展望──まずは今の仕事をやり続けその先で税理士へ
ーー今後のキャリアについてはどう考えていますか?
T.O:将来的には税理士資格の取得も視野に入れています。今すぐではないんですけどね。まずはしっかり働いて、知識や経験を積みたいです。そのうえで、勉強に時間を割けるようになったら、挑戦することも考えています。
ーーおお、税理士を目指されるのですね。
代表社員税理士入江:会計士と違って、税理士試験では「科目合格」という仕組みがあり、その点で受験突破を目指しやすいです。仕事しながらの勉強は非常に辛いですが、彼は優秀で能力も持っているので、その力をなんとか活かして形にして欲しいなと思っています。

T.Oさんから応募を検討しているあなたへ
ーー最後に、税理士法人ともにへの応募を考えている方に一言お願いします。
T.Oさん:法人会計部は裁量が大きく、成果がダイレクトに返ってくる面白い環境です。企業の経営を支えたい方、挑戦したい方にぜひ来ていただきたいです。


