税理士法人ともに×法人会計部:次代を担う大学生スタッフ R・Kさん | ともにスタッフインタビュー2025【3】

税理士法人ともには、これまで相続分野を中心に多くの案件に取り組んできました。その一方で、企業の会計や税務を支える「法人会計部」も着実に依頼件数を伸ばしており、いまでは事務所を支えるもう一つの柱となっています。
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この記事では、その法人会計部のエース、大学生スタッフ・R.Kさんにフォーカスします。入社のきっかけから日々の業務、そして成長の裏にあるものごとへの向き合い方まで。挑戦を続ける次世代の担い手の仕事観に迫ります。
「厳しい環境で自分を鍛えたい」入社を決めた理由
ーーまずは入社のきっかけを教えてください。
R.K: 就職活動が終了して、アルバイトを探そうと思い、「ゼロワン」というインターン募集サイトで求人を見つけたのがきっかけです。
ーーインターンですか。
R.K:ゼロワンインターンは、インターンという建付けで求人案件を掲載していますが、実質は長期アルバイトと同じようなものなんです。僕は会計の勉強をしてきたので、「会計」とか「士業」とかそういった関連のワードで探していろいろ面接に行きました。その中で一番いいな、と思ったのが、税理士法人ともにです。

ーーどのあたりに魅力を感じたのですか?
R.K:面接で「ここは厳しい職場かもしれません」と率直に伝えられたことです。むしろそれが魅力に感じました。
ーーえ。どうして「厳しい職場」が魅力的に感じられたのですか?
R.K: 自分を鍛えたいと思っていたからです。厳しい環境の方が成長できるし、むしろそちらの方が面白いと感じる方なんです。それが入社を決めた理由でした。面接自体は全然怖い感じではなく、なごやかで優しい面接でしたよ(笑)
ーーなかなかのストイックさをお持ちなんですね。入社後は、どんな業務からスタートされたのですか?
R.K: はい。最初の1か月は相続税関連の業務を担当していました。でも、ふとした拍子に「法人会計をやってみたい」と自分から何気なく言ってみたんです。法人会計部は人を欲しがっていましたしね。それに挑戦した方が成長できるとも思っていました。
幅広い業務に挑戦する日々
ーー今の主な業務内容を教えてください。
R.K: 日々の取引入力や仕訳処理が中心なんですが、決算業務にもチャレンジしています。
ーー決算業務は、法人会計業務の中でも、かなり重要な業務になりますよね。具体的には、デイリーな業務との違いはどのようなものになるでしょうか?
R.K: 決算月には、それ以外の期間とは異なる特有の事項が発生します。
たとえば、
・売上の発生日とその入金日が年度をまたいでいる。
・あるいは従業員の勤務の締め日と給料支払い日が年度をまたいでいる。
こういった問題にどう対応するか?といった論点が発生します。
これは定常業務との大きな違いです。

他にも法人税・地方税や消費税といった税金の額を算出したり、税務署に提出する申告書を作成するなどの作業もあります。
場合によっては金融機関にも決算書類を提出する必要があり、そのための資料を作るという作業も発生します。

ーー税理士が手掛ける仕事の中でも、最も重い内容だと思いますが、入社後数ヶ月でできるようになるものですか?
R.K:はい、やはり作業していて、迷うことはいろいろあります。この入金はいったいどの分だろうか?とか。
でもわからないときはTコーチに教わって進めて、だんだんとできるようになりました。

仕訳入力だけをやるところから始めて、今では決算書作成まで任せてもらえるようになったんです。このように、一連の流れを「通し」で見ることができるようになったのは大きな成長と感じます。
ーー企業会計業務と、相続業務との違いはどんなところにありますか?
R.K:相続は一度きりの案件が多いですが、法人会計は継続的で、ずっと続いていきます。それが意味するところは「毎日が繁忙期」ということです。
ーー毎日忙しいのですね!
R.K: その分企業活動を支えている実感があり、責任も感じますが、大きなやりがいにつながっています。
もっと改善して効率化したい
ーーところで、仕事をするうえでなにか意識していることはありますか?
R.K: 上司をもっと暇にしたいと思っています。僕の上司は、パソコンの画面にぶわーっと大量のToDoリストを貼っているんです。そのリストを、片っ端から「済」にしていくのが大好きなんです(笑)。

もっともっと上司の仕事を奪っていって、どんどん負担を減らしたいと思っています。僕が入社した頃は、法人会計業務のマニュアルもあまり整備されていなかったんです。業務も属人化していました。
でも、僕が上司の業務を奪うわけじゃないですけど、替わりにどんどん進めていくことで、上司に時間ができて、マニュアルを作る余裕が生まれました。
「その人しかできない」みたいな属人化した業務を減らし、マニュアルでわかりづらいところも指摘して、どんどんブラッシュアップしていこうと思っています。こんな感じでもっと業務効率化も進めていくつもりです。
ーー前向きですね!
R.K: はい。「もっと自分ができることを増やしたい」という気持ちが強いです。
法人会計部は、やる気があればどんどん任せてもらえる環境なので、挑戦しがいがあります。
将来を見据えてスキルを磨く
ーー今後の目標を教えてください。
R.K: USCPA(米国公認会計士)の取得を目指しています。法人会計の実務で学んだことが資格勉強にも直結していると感じます。今、決算や税務の仕事の経験を通して、自分の持つ知識が「使えるもの」になっていっている実感があります。

ーーちょっと気分を変えて、少しプライベートについてもお伺いしてもよいですか?趣味や、好きな活動はありますか?
R.K: サッカーが好きなんです。見るのもやるのも。担当ポジションはディフェンスで、学生時代は県ベスト4まで進んだ経験があります。好きなチームはレアル・マドリードで、朝4時に起きて試合を見ています。
ーー ディフェンスとして「守り抜く姿勢」は、仕事ぶりにも表れているかもしれませんね。ミスを防ぎ、チームを支えるという。
応募を考えている方へのメッセージ
ーー最後に、これから応募を考えている方へメッセージをお願いします。
R.K: 相続に興味を持って応募する方が多いと思いますが、法人会計部もとても面白いです。
最初は難しく感じることもあるかもしれませんが、着実に進めていけば、確かな成長を感じられます。前向きに挑戦したい人には、ぴったりの職場だと思います。

法人会計部と資産税部が「ともに」の二本の柱
相続と法人会計は税理士法人ともにを支える2本の事業の柱。これらの仕事に携わると税の知識が増え、社会システムの理解が深まります。ご自身も「ここで成長してみたい、チャレンジしてみたい」と少しでも感じた方、ぜひ求人ページもご覧ください。

