スタッフ名雲 寛征さん | 税理士法人ともに社員インタビュー2022第1弾
こんにちは、税理士法人ともに編集部ライターの佐藤まり子です。
税理士法人ともにで社員として働く方に、日頃のお仕事についてインタビューしました。士業や会計事務所での仕事に関心がある方に、ぜひお読みいただきたいおすすめの記事です。
今回お話いただいたのは、資産税申告チームスタッフとして税理士の補助業務に携わる名雲 寛征さん(2020年入社)。
同僚社員と代表社員税理士を交えて、和気あいあいの雰囲気の中お話いただきました。それではお読みください。
お名前を教えて下さい
ーーお名前を教えて下さい。
名雲 寛征(なぐも ひろゆき)です。
社内での役割と職務内容を詳しく教えてください
ーー社内での役割と仕事内容を教えていただけますか?
名雲:資産税申告チームのスタッフとして、税理士の補助業務を行っています。
入社のきっかけは?
ーー入社のきっかけを教えてください。
名雲:私の前職は営業職でして、専門商社で「ルート営業」というスタイルの営業をしていました。既存のお客様を訪問して関係性を維持し、ご注文を受けたり新たな商品やサービスの提案をしたりする仕事です。
当時は車で取引先を回ることが多かったのですが、あるとき勤務中に大きな怪我をして‥その療養と後遺症のリハビリに1年ほどかかりました。
このリハビリの期間中に「働き方を変えたいな‥」と思い立ち、転職活動や資格取得にチャレンジしてみたんです。
自分なりにいろいろとリサーチや検討し、「これ!」と思った行政書士の資格を取得しました。
ーーとても努力家ですね。行政書士の資格はすぐ取れたのですか?
名雲:いえいえ‥。行政書士の資格は勉強を始めて2年目に取ることができました。
その後、この行政書士の資格を活かせる求人を求めて「税理士法人」「行政書士事務所」「司法書士事務所」などを探してみました。そんな中で「税理士法ともに」の募集を見つけたんです。
なんというか、自分なりに予測して今後「相続」は件数が増えるだろう‥という目算があったんですよね。それで相続専門の税理士法人である「ともに」への入社を決めました。
こんにちは、税理士法人ともに 代表社員税理士の入江です。
代表社員税理士 入江:お話の通り、名雲君は当初「行政書士」として入社したのですが、現在の業務の中心は「税務」です。
事務所事情もありますが、担当をチェンジしてもらった最も大きな理由は税務の適性があるからです。ということで、本人の得意不得意を見た上で職務を変更させてもらいました。
私から見てもそうですが、おそらく南雲くんご自身も「税務に向いている」と、今は感じているでしょう。行政書士の仕事をしていた頃と税務の仕事をしている今を比べると、顔つきがもう全然違う。「自信満々」な顔なんですよ(笑)。
入江:相続で大事なことは、相続に直面した方の心からの納得です。相続される方が、心から納得し穏やかな暮らしを取り戻していただくために、手続きを法律面からスムーズに進めることが行政部門の仕事です。
しかし「法律で決まっているから法令通りにきっちりやります」というだけでは相続する方のお気持ちがおさまらず、手続きが進められないことがあるんです。つまり行政書士がスムーズに仕事をやり切るためには「臨機応変な対応」、誤解を恐れずに言えばカタにとらわれない程よい「適当さ」が求められます。
名雲君は、こうした「カタにとらわれない」業務は苦手なように感じました。しかし逆に、形が定められたことをキッチリ仕上げることは得意そうにも見えました。
そこで名雲君には、本人ともしっかりと話をした後に、税務の仕事に回ってもらったんです。もちろん、異動は事務所事情ではあるけれど新部門で必要な戦力になることを見込んでの人事である、ということを十二分に伝えた上で、応じてもらいました。
入江:名雲君の長所の一つに、後輩が話かけやすく質問しやすい柔和な雰囲気があります。しょっちゅう社内のみんなから声をかけられて、いろいろ聞かれています。また名雲君も、みんなからの質問に答えて助けることで、仕事の知識が深まっています。
名雲:そうですね。みなさんから質問を受けることで、仕事上の満足感や充実感をもらっていますね。
入社前に不安に思っていたことは?
ーー入社する前に不安に思っていたことはありますか?
名雲:前職を辞めてから2年ブランクがありますので、そこは不安に思っていました。転職を思い立ったのが30歳のときだったのですが、年齢のことも少し気になっていました。
ーーでもその2年のブランク期間中に勉強して資格取得されたんですよね。向上心の塊ですね。
名雲:この話をするとみなさんそのように言われます(笑)。勉強もリハビリだと思って楽しんでいました。
今、職場の雰囲気はどう感じますか?
ーー現在の職場の雰囲気をどのように感じていますか?
名雲:スピードがあります。何しろ変化がスピーディなんです。だから知らないことをどんどんやらせてもらえます。そこで知らないこと、わからないことを自分だけで手探りでやり方を探すとなるとつらいのですが、ともにではわからないことを先輩や上司および仲間に気軽に聞ける仕組みがあります。
この「わからないことを聞ける」仕組みがとてもありがたいんです。例えば、難しい税務のことであれば、私の上司である鎌田さんに聞けます。また社外顧問税理士の石井さんに聞くこともできます。
やはり実務を進める上で、どうしても判断に困ることが出てくるのですが、それを質問できる人がいるのは本当に心強く感じています。
私はわからないことをわかるまで結構しつこく聞くタイプなのですが、それでも嫌がらず教えてもらえて本当にありがたいです。
実際に仕事を始めてみて、想像と違ったことは?
ーー実際に仕事を始めてみて、想像と違っていたことはありますか?
名雲:それが特にないんです。理由は、相続の業界のことを全く知らなかったからだと思います。どんなことをするのか全く知らないまま、資格の勉強だけして入ったので、特に事前のイメージはありませんでした。だから想像と違う‥ということがないのだと思います。
入社から現在までを振り返ると、始めに行政書士の業務を半年ほど担当し、その後税務に異動して1年ほど経った‥といったところです。
日々のワークスタイルはどんな感じですか?
ーー日々のワークスタイルはどういった感じか教えていただけますか?
名雲:週5日勤務です。休日は火・水を選んでいます。相談してこのシフトにしました。というのも、私は平日にリハビリのための通院の予定があるからです。そうした事情も考慮いただいています。
ーー始業時刻、終業時刻は決まっていますか?
名雲:はい、決まっています。とはいえ定時ありきと言うよりは定められた勤務時間を踏まえ、自分なりに仕事の進め方のスケジュールを組んで時間を調整しているイメージです。
というのも、税務の仕事で一番大事なのは「申告期限を守る」ことだからです。何より重要な「期限厳守」のために、スケジューリングやタスク管理をしています。
ともにで仕事をしていてよかったことを教えてください
ーーともにでお仕事していてよかったこと、うれしかったこと、ありがたかったことなどありましたら教えて下さい。
名雲:日々わからないことだらけなので、それが自分のためになります。わからないことがあるのが楽しいんです。
名雲:また最近は、わからない中にもわかり始めたことがあって、「これはこういうことかな。こうなるのかな。」と推察できるようになったのが楽しいです。仮説を立てて探求することが面白いんですよね。
ともにの仕事でつらいこと、苦しいことはありますか?
ーーともにで仕事をする上でつらいこと、苦しいことはありますか?
名雲:人の気持ちを推し量って、適切な言葉を選ぶことでしょうか‥。相続では「言葉遣い」は非常に大切です。
名雲:大切なご家族を亡くされて心身ともにお疲れのお客様もいらっしゃるので、どう伝えるか?どう表現するか?どんな言葉でお伝えするか?という点はとてもセンシティブです。そこが難しく、絶対に気を抜けないところだと思います。
ともにを友人に紹介するとしたら、どんな風に伝えますか?
ーーご友人に「税理士法人ともに」のスタッフ業務を紹介するとしたら、どんな風に伝えますか?
名雲:そうですね、「好奇心があるかどうか」が重要になります。
同じ業界の経験がない限り、税理士事務所で新たに仕事を始めたら、わからないことだらけのはずです。なので、その「わからないこと」に向き合って勉強したり意欲的に取り組めたりできる人であれば、充実した職場になると思います。
将来の目標があれば教えてください
ーー将来の目標を教えて下さい。やってみたいことはありますか?税理士の資格取得もお考えでしょうか?
名雲:できれば税理士の資格も取りたいところです。が、難しいかもしれません。
ーー行政書士の資格試験と、税理士の資格試験は大きな違いがありますか?
名雲:ありますね。筆記試験の分量が大きく違います。税理士試験は読解力と筆記力、時間内に大量の計算をして書ききる能力が必要です。
それもあって、今のところ将来については考え中です。以前は司法書士資格の取得も考えていたのですが、実際に士業にどっぷりつかってみて、もっと展望が広がりました。どれにしようかな‥と思案しているようなところです。
やる気があれば、ともにで勤務することにより、様々な職種の人に出会うことができます。司法書士、行政書士、もちろん税理士もです。
その出会いの中でいろいろな働き方がイメージできるので、いい意味で「将来どうしようかな‥」というイメージが広がると思います。
ーーありがとうございました。
名雲さんに加えて、以下3名の方にともにでのお仕事について語っていただいています。
あわせてお読みください。
昨年2021年のともに社員インタビューをこちらからお読みいただけます。あわせてチェックしてみてください。
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